OIBDA(減価償却前営業利益)は、固定資産の減価償却費及び無形資産の償却前の企業の営業利益を指します。
OIBDA指標の計算式は以下の通りです。
OIBDA = 営業利益 + 減価償却費及び償却費
この指標は、
IFRSに基づき作成された財務報告において開示される場合があります。OIBDAは、企業の中核事業の収益性を反映し、
営業外収益を含みません。
営業利益は、企業がその中核事業の過程で得る利益です。営業利益は財務業績報告書に記載され、以下のように計算されます。
営業利益 = 収益 - 原価 - 営業費用
営業費用には、管理費及び販売費、従業員の人件費、および施設賃貸料が含まれます。
営業外収益は、営業利益とは異なり、恒久的なものではなく、企業の現在の活動に関連しません。これには、例えば、
投資活動から企業が得る収益、固定資産の売却、有価証券、および配当金からの収益が含まれます。
組織の営業外収益がOIBDAの計算に考慮されない点が、利子、税、および固定資産と無形資産の減価償却費及び償却前の総利益として定義される
EBITDAとの主な違いです。
OIBDAは、不規則な収益を含まないため、企業の支払能力の水準を最も反映する、より安定した指標です。
ご存知の通り、EBITDAに基づき、EBITDAマージン(これはEBITDAの企業の収益に対する比率)などの指標が計算されます。同様の指標である
OIBDAマージンは、減価償却前営業利益に基づいて計算することができます。
2022年連結財務諸表に基づく
MGTSのOIBDA計算を検討します。同社の営業利益は151億ルーブル、固定資産及び無形資産の減価償却費は90.1億ルーブルです。したがって、OIBDAは241.1億ルーブルとなり、2021年比で1.7%減少しています。
モバイル・テレシステムズもIFRSに従ってOIBDAを計算しています。下のグラフは、2022年中にこの指標の値がどのように変化したかを示しています。