ムラバハ・スクークは、
ムラバハ契約に基づくもので、ムラバハ商品の購入に資金を提供するために発行される商品でございます。このムラバハ商品は、
スクーク保有者の所有物となります。
ムラバハ・スクークの特徴:
1. シャリーア(イスラム法)に準拠した金融商品。
2. イスティスナ・スクークは流通不可能です。ムラバハ・スクークの発行は一次市場でのみ可能であり、流通市場での取引はシャリーアに反すると見なされます。
3. ムラバハ・スクークの発行体は、ムラバハ商品の売り手でございます。
4. スクーク保有者はムラバハ商品の買い手であり、ムラバハ商品を所有し、商品の再販時に価格を受ける権利を有します。
5. ムラバハ商品は、発行マネージャー(金融機関)がスクーク保有者の代理人として所有及び占有し、この段階でのスクークはこの商品における持分を表します。
6. スクーク保有者は、ムラバハ商品が販売されるまで、物件リスク(物件の損傷リスク)を負担します。
7. ムラバハ・スクーク契約において、特別目的事業体(SPV)はスクーク保有者の資本を使用して資産を購入し、原価プラス利益率に基づいて販売することができます(債務者は延払い basis で支払います)。
利点:
1. 投資家にとってリスクが限定されています。
2. 返済期間の決定において高い柔軟性があります。
3. 利益及びその実現時期を完全に把握することが可能です。
欠点:
ムラバハは債務を創出する取引であるため、ムラバハ・スクークは額面以外では流通不可能でございます(債務はイスラム法の観点から取引できないため)。